ソイソース青鮭

紅鮭オットマンの姉妹というか、穴兄弟というか、単に過去ログ中心に載せてるブログ。

ダークサイド・マッチポンプ



 『京都教育大生が居酒屋で集団準強姦容疑、6人逮捕』
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090601-00000383-yom-soci



 「90人参加のコンパってどんなんじゃ???」と、まず思った。大学のコンパってこういうもんなのか?いや、大学なんて神話上の存在みたいなもんなのでわからんけども。果たしてソレを収容できる居酒屋ってデカいよなぁと。

 あと「準強姦の”準”ってなんぞ???」とも思った。あまり聴きなれないので調べる。どうも暴行や脅迫によって起こしたものではないものを指す様子。今回のように酩酊させた場合や、あるいは知的障害のある相手を犯した場合なども”準”になるらしい。マア”準”ってついてるだけで量刑やら中身は丸っきり一緒みたいだけど。区別する意味あんのかな?





 それにしても、こうした集団強姦事件の犯人は”体育会系の大学生”と相場が決まっているようで。報道されて聞いたことのある事件は過去も大体そうだった気がする。今回は特にドンピシャみたいで。陸上、アメフト、サッカーの各部所属と記事にはあるね。

 果たしてこいつらは脳まで筋肉なのか、モテたくてスポーツやってる延長線上にこういうことが起こりがちなのか、スポーツすることで必要以上に性欲を喚起するところがあるのか、単に男性の比率が高いからこういうことが起こりがちなのか、どれもそんな気がするし、そうじゃない気もする。

 でも、少なくとも「〜男性の比率が高い」に関しちゃ、たぶん運動部よりも鉄道研究会とかのほうが男性率が高いし、それでも鉄道研究会で集団強姦事件が起こったなんて聞いたことがない以上、あくまで運動部に集まる人間の属性やノリの違いってもんだろう。男だらけのグループに女性を放り込んだからといって、仮に争奪戦にはなっても、必ず集団強姦に繋がるとは限らない。当たり前だけど。



 だもんで「大学の運動部って、結局そういうやつらの集まりなんだ」と解釈しても、それほど乱暴じゃないようにも思えてくる。もちろんマジメにやってる人間からしたら「ふざけんな!」という話ではあるだろうけど。そういう意味でも実行犯たちの罪は重いのかも。

 マアでも大学自体、学生が幅広い活動を謳歌するための場所を提供しただけ、ってことでもあって。たまたまその中には犯罪の類も含まれているケースがあるってこった。最近だと大麻の氾濫なんてのもあるしね。でも学生全員に張り付いて監視することは不可能なので、大学側にそれほどの落ち度はないと思う。

 、、、まあ、普通だったら。





 今回の事件で最も重要なのは、被害者が大学に相談したところ、大学は警察に通報せず、内々で捜査して済ませようとしていたことだ。やっぱこういうの、マイナスイメージだからねー。恐れるのもわかる。が、隠蔽が発覚したら「教育的配慮だった」とは、笑わせやがるな。

 これこそ「内々に処理できる問題だ=所詮その程度の犯罪だ」という、男性目線ならではの考え方が反映されているようにも思えて。「こんな学校だったからこんな学生が出たんだ!」なんて雑な批判をしてもいいような気分になってくる。



 とはいえ、男には性衝動全般に対する甘えがあって。

 「チンコに命令されたら逆らえない。しょうがない」みたいな。

 たとえば今回の事件を「酒がもたらした犯罪だ」として、酒の存在自体を批判することも可能だけど、(むしろそちらのほうが整合性ある気がするけど)、でも、ほとんどの人がそんなことを考えもしないのは、多くの人の中に”酒に対する甘え”があるからでもある。酒に強く依存した社会である以上、これは暗黙のルールみたいなものかもしれない。

 で、男性同士の場合、これと似たような働きが性衝動に対して起こっている。事件についてとやかく言ってみることはできても、その矛先が我々に共通したヤラシイ心でしかない以上、それはどこか自己否定の言葉にも感じられて。それよりも大学を批判したほうが心理的にラクなので、「とりあえず大学悪し!」と言っておくみたいなムードも無くもない。もちろん大学側の対応はどうしようもないものなのだけど、そこらへん自分で言ってて微妙に胸糞悪い。





 『自分で事件起こして、その事件を問題として扱って、その問題をさらに”問題”として扱う』

 今回書いていて、どうも一人でそんなことやってるだけのような気がしてきた。



 要するに酒と性衝動がけしかけた事件は、まるで他人事じゃねぇなぁと。実際にやるかやらないかは別として。この、どこまで行っても男性的な構図から抜けられない感じがどうしようもなく馬鹿げてるなぁと思う。と言いつつ、やはり最後まで書いてしまうのだが。射精をやめられないのと同じで。

縦横無尽の休日


 「モンスターハンターポータブル2ndG」の醍醐味であるマルチプレイをやってみた。

 一人では大変なクエストも二人でなら、ということで。



 ゲーム内で”オンライン集会場”なる場所へ赴くと、”mimi”という女性キャラクターが待っていらした。mimiのプレイ時間は180時間ほどで、一方コチラはまだ60時間。これを仮に「ゲーム内年齢」としてなぞらえると、15歳の少年と45歳の淑女のパーティーといったところだ。まるで接点のないであろう二人。

 親子ほど年の差のある間柄の名刺交換もそこそこに、早速狩りへと出かける。mimiの得意武器は大剣。というかほとんど大剣しか使わない。細身の体の倍はあるかという鉄の塊が、ゆっくりと確実に敵飛竜を直撃する。カニかまのように裂けてゆく巨躯。勢い余って時々コチラも吹っ飛ばされる。(ちなみに仲間同士の攻撃だとダメージは負わない)

 またコチラが敵を引きつけている間に、mimiが罠をセッティング。準備が済んだら引きつけ、かかった瞬間に一斉に前後から襲いかかる。



 「うはっ!チャーンス!」

 おっさん二人が声を上げてはしゃいでいる。公園の横にクルマを停めてその中でキャッキャ声を上げているため、ひとつ間違えたら”土曜日の午後に密会する同性愛カップル”の風情。この場所を選んだ理由は「なんか雰囲気出るから」というよくわからない理由だったりした。



 やがて連動する二つの画面の中で飛竜の尻尾は切断され、顔面は刀傷でズタボロ。怒り狂った飛竜の反撃には霧散して逃げ回る。あまりの突進の速さに回避が間に合わずダメージ必至ッ!と思いきや、mimiの振り回した大剣に足をすくわれて横転する飛竜。おお、有難し!すかさず反転して追撃。年の差も忘れて恋に落ちかける、そんなシーンの連続であった。

 (ちなみにこれを普段の生活に照らしてみても”実際のmimiさん”には会社の飲み会で酔いつぶれた時にいつもトイレまで様子を見に来ていただいているので、なんかいつもスミマセンって感じだ。)



 こうして一人では相当難儀した飛竜の断末魔も、あっさりと短時間で耳に入ってくることに。「いやー、やっぱ二人はラクっすねー。コレもし四人だったら集団リンチですねー」とかなんとか言いながら次なる狩りへ。途中、敵モンスターよりも電池切れが最大の敵になったりしつつ、なんとか高速で倒してセーブして移動。電源確保してさらに狩る。狩りまくる。

 結局8時間くらい狩っていた。外は真っ暗。腹はペコペコ。

 こりゃ仕事するよりはるかに疲れたな。



 うーむ、考えてみりゃ似たようなコトを小学生の時分にもやっていたけど、大体その頃は5時の鐘が鳴ると「もう帰らなきゃ」なんて思ったり。あるいは友達のお母さんが部屋に入ってきて「ゲームばっかりしてないで外で遊んできなさい」とか言われたりして。ゲームに没頭しまくる環境としてはあまりよくなかったように思える。(もちろん人としては大いに正しい)

 それが一応、大人と称される身分にもなって、時間も気にせず好き勝手やりまくれるというのは、やっぱり悪くないもんだ。「大人ばっかりズルい〜」の、ズルい側に回ってんだなぁ今、って、飛竜蹴散らしながらなんとなく思ったりもした。

どきどきキャンプ


 早くもアイスの季節。





 一仕事終えてメシのあと「ガリガリ君」と「チューペット2本」を食う。アイスというか氷だ。

 「こんなに食っておなか冷やさないかしら??」



 そう思いつつ家までの帰り道、家まであと一歩というところで、イキナリ肛門をこじ開けまいとして”じゃじゃ馬”が迫り狂ってきた。ううーむ、こういう時こそ落ち着かなくては。焦りはかえってSI・GE・KIを与えてしまう。呼吸を整え、なおかつ迅速に家に駆け込むしかない。

 マア、なんやかんやで胃腸が弱い性格なので、こういうことには慣れっこなのだ。
 (事故に至ることはあまりない。)





 ふう



 今回もなんとか無事でした。





 で、座って一息ついて思う。



 『本当にガマンしているときってのは、その時のことを一切覚えていないもんだ』



 階段をすみやかに駆け上ってカギを差し込む様子を、iPodとヘッドフォンをかなぐり捨てると同時にベルトも外してチャック全開になってザックも放り投げる様子を、トイレの窓が開いてるので抵抗なく開くドアの様子を。迫り来る暴威との戦いに勝った瞬間の快感を、、、いや、それも実際どうだったか、いまとなってはわからない。

 ヤバくなった瞬間から〜解放された瞬間までの記憶が、ぽっかりと抜けている。

 まるでこの世に存在していなかったようだ。





 これでは、もしうんこをガマンしているときに堀北真希に告白されたとしても、告白されたことに気付けないと思った。また気付いたとしても、内容が正しく入ってこないと思った。

 アノ瞬間はたしかに「堀北真希<うんこ」なのであって。そりゃ冷静に考えれば「うんこ一回漏らしただけで堀北真希と付き合えるなら何度でも漏らすさ!」とは言えるのだが。実際そこに堀北真希がいない(いたとしてもコチラが必死すぎて正しく認識できない)以上、その決断はできないし、選択肢にすら入らない。

 「お願いします」か「ごめんなさい」ではなく、「ウンコする」しか選べないのだ。



 また、「なんやかんやで胃腸が弱い性格なので、こういうことには慣れっこ」なんて今しがた書いたが。こうして考えると、人生におけるこのような”記憶の空白”を今まで認識できていなかっただけで、堀北真希に限らず、実は他にもあったんじゃないかという気がしてくる。

 私が脂汗を掻いて胃腸と戦っている間、ひそかに想ってくれていた女性が勇気を振り絞って告白してきていたかもしれないのに、うんこを何より重んずる状態にあった私は、まともな対応を取れずにいた。あるいは丸っきり無視していた。これらの可能性が極めて高い。





 、、、うーむ、それで長い間彼女がいなかったわけだ。合点がいった。





 まさかわざわざ私がうんこしたいときに告白しに来ているとは思わなかった。これがちょっとうんこしたいだけならともかく、ものすごくうんこしたいときに限っての話だから困ったものだ。私を好きになってくれる人はいったいどれだけの変態なのかと思ってしまう。そういうところがソソるのだがな。

 とはいえ、今まで無下に扱ってしまってほんとうにすまないと思う。ですから次は、是非とも私がうんこしたくない状態のときに来てください。お願いします。いつでも歓迎ですから。中指を深爪にしてお待ちしてます。

支給される思い込み


 雷が鳴っている。



 映画館で暗転しただけで思わず奇声発しそうになるライブバカの性分としては、雷が鳴っていても奇声を上げるのはそう難しくない。腹の底に響く天然の低音。しかも天然のストロボがチカチカ光っているので、轟音にマッチした味のある演出として聴ける。



 「カミナリ鳴ってるとなんかテンション上がりますよねー??」

 なんつって至極当然のこととして話をするが、未だ賛同をもらったためしはない。





 こないだの日記で『(新型インフルエンザの影響で)もし業務命令でマスク着用なんて事態になったらおもしろい』と書いたけど、来ましたよ、業務命令。思ってたよりずっと早かった。

 マア考えてみれば不特定多数のお宅にお伺いする仕事なワケで、それこそウイルスを配達してしまう可能性だってある。「まずは社員と家族の健康のため」なんてそれらしいこと垂れていましたが、真っ先にこういうことをやらねばならない業種だったワケです。そういえば。



 まあ実際はクレーム対策というか。問題になってからじゃ遅いから予防しておく、ということでしょう。病気の予防というよりは会社の損害の予防。「マスクさえしてれば大丈夫」みたいな考え方が広まっているおかげで、この会社の判断には社会的合理性もあるわけですが。

 つっても「マスクってそこまで信頼できんの???」という疑問がそもそもあって。



 『水際で検疫やってるから海外渡航歴あるやつだけチェックしといたらOKだろう。ウイルスは外からやってくるんだから』って思い込みで行動指針を取り決めてきた結果、現にあっけなく感染拡大してしまった経緯があるわけですよ。

 そんな中で今度は、やはり根拠があるとも思えない無垢な信頼の矛先が、検疫からマスクに単純移行しただけにも見えて。また似たような過ちを犯そうとしているのではないかという危機感があります。



 というか要するに「暑くてマスクなんか着けてられねーよ!」と言いたいだけなのですが。

高速神経症肉弾戦


 凛として時雨 TOUR 2009”last A moment”@SHIBUYA-AXに参戦。





 先週発売されたばかりのアルバム「just A moment」を引っ提げてのツアー初日。

 時雨をナマで見るのは昨年末に続けて二度目だが、その時は12月の終わりで疲れていたこともあり、後ろのほうで気が済むまでジックリ狂っておいた。

 あれはあれで良き思い出―――



 が、今回は「すげえぞ!!!!」と評判の時雨のモッシュにまみれてみようかと。気力体力もバッチリだし。そもそもライブってそういうもんじゃん???ってことで「just A moment」をとりあえず聴きまくった。相変わらずよくわからん音楽ではあるが、どれだけ聴いてもやっぱりよくわからない。「○○っぽい」という言葉をいくら重ねても不正確な、何物にも似ていない、分類不明の狂気ロック。

 今回はその正体をわずかでも掴むために、、、

 いや!純粋にこみ上げる衝動を放出・体現するために、いつもの戦場へ。





 とんでもなく遅い整理番号でビール片手にたたずむと、既にフロアはぱんぱん。暗転のどさくさに紛れて最も激しいモッシュピットを目指そうと位置取ると、同じことを期待するらしく戦友見込みの面々がゾロゾロ。うーむ、激戦必至だな。イイネ!

 「っていうか戦闘するつもりで来てんのに水持ってなくね???」と思ったのは暗転するちょっと前だったか。マア”縛りプレイ”も決して悪くないんじゃないか。覚悟を決めて暗転すると、みんなの読み通り前方は超人口密度でグチャグチャ。しかし隙間ってのは意外とあるもんだ。好位置。メンバーもよく見える。



 「just A moment」のリードトラックでもある”ハカイヨノユメ”から戦闘開始。日頃から狂乱のスイッチをオン・オフしすぎてすっかりスイッチそのものがユルユルになってしまったワシは瞬く間に沸騰。でも周囲は意外と狂乱してないので「ん〜?貴様らこんなもんじゃねえだろ??」なんて思っていると二曲目”DISCO FLIGHT”のイントロが流れて発狂。

 おお!きたきたッ!

 しかしモッシュが激しいとの評判ではあったが、パーソナルスペースで狂う輩が多いのは、まだ開演から浅いせいだろうか。とはいえ楽しむスタンスとしては好感。時雨の音に合わせるとガクガクブルブル小刻みになってしまう。コチトラ新曲メインでがっつり予習を重ねてきたが、新曲の盛り上がりは若干浅め。仮に初めて聴いたのだとしてもググッといきたいもんだねぇ。



 ”Hysteric phase show”から”JPOP Xfile”と立て続いて、うっかり激情で魂を50センチほど刈り込んでしまうくらいアガったが、未だ激闘というレベルには至らず。もちろん驚異的にカッチョイイ音色食らってとろけ散っているので十分に素敵なのだけど。

 うわ言みたいに「カッコエエ〜カッコエエなぁ〜」って連呼してしまったよ。暴れながら。





 で、音源同様、時雨のライブ構成もまたよくわからないというか。

 ”seacret cm”に”ラストダンスレボリューション”と比較的おとなしい感じのやつが来て、そっから『一曲アゲアゲのやついきます!』とギター・ヴォーカルのTKがいきなり言い放って”想像のSecurity”ってグギョオオオオオオオオオ!という具合に燃えたぎったかと思えば、直後にアコギメインの新機軸”Tremolo+A”でジックリ聴き入る。



 これは前回のライブでも感じたことではあるけど、どうも時雨は緩急のバランスがおかしい。もしワシがバンドやっててセトリ考えたら絶対こうはならんだろう、という展開。とはいえ彼らの音楽自体AメロとかBメロとかサビとかいうものが果たして存在すんのか少なくともグチャグチャと思えるレベルで混在し、矢継ぎ早に飛び出しては引っ込むような楽曲たちなので、「らしい」といえば非常に「らしい」のか。

 それがまた誰かに対するオマージュでもなく、苦心・苦悩の末にたどりついたワケでもない雰囲気。なんとなく自分のしたいことをやっていったら凛として時雨になりました的な、小気味よく脱力された無二の風情。やってることは超ド変態なのに「いや、まあね」みたいな顔してんだから、そいつは最強に変態なんじゃないか。”個性”とかいう言葉を駆使して他人との差異を見出したいやつは永久に凛として時雨に追いつくことはできない気がして。



 要するにメチャメチャカッコイイのだ!!!!!!!!!!



 衝動が「究極難度のモグラたたき」みたいにボコボコとえげつない勢いで飛び出しては引っ込む。俺は肉体と言う名のやらかいハンマーを死に物狂いで振り回すしかなくなった。波打つレーザー(!)を駆使した幻想的な演出にションベンちびりそうになりながら。





 後半”鮮やかな殺人”〜”テレキャスターの真実”〜”Telecastic fake show”という激ヤバの連続君が飛び出しやがって、ようやっと「モッシュピット」めいたものも見えてきた。これがまたLOUD PARK'08でのエクストリーム・メタルバンドMeshuggahのアクトで体験した蹴り合い殴り合い(笑)を彷彿とさせる、刃物のようにエッジの効いたモッシュ。時雨の音色とまったく遜色ないエグイくらいの鋭さ。こりゃすげぇぞ!

 「俺は今、かまいたちと戦っているんじゃないか!!?」徐々にそんな気がしてくる。なのになのに、思いっきり手を突き出す行為(まあほとんどパンチかな?)を食らわせてくるのが普通の女の子だったりして。ぐふふふふふ!この修羅場タノシー!さらに激アガるぜ!皮膚表面の痣でなく、奥の筋繊維にじかにダメージを与えるほど鋭い打撃。時雨のモッシュと比べたら今まで何百回もやってきたモッシュなんてヌルい馴れ合いのように思えてしまうかも!?

 とはいえ、飛び交う轟音に耳を傾ければ、誰もが羅刹と化してしまうのも大いに納得。滝のように間断なく降り注いで全身を突き動かすものは間違いなく”音楽”であろう。ずいぶん前にブッ飛ばした見境もそろそろ太陽系を抜け出す頃かもな。





 すっかり気持ちよく破壊されてニヤニヤが止まらないあたりで、またもや激しい転調。

 今までの緊張が夢だったようにほどけてMC。



 待ってましたと口を開くのは、XJAPAN大好きドラムス・ピエール中野。おもむろに黒光りしたドラムスティックを取り出し『これ、YOSHIKIモデルなんだけど、なんと実際にYOSHIKIがラストライブで使ってたやつらしいぜ〜!』と見せびらかし、ワーキャーやる。マヂでそうだとしたら超お宝だなぁ。『だからXジャンプやろうと思うんだけど』って、その後のコールアンドレスポンスの折に何故かみんなでXジャンプやったり。

 うーむ、よくわからない。わからないが楽しい。



 『で、ナカムラミヨコさんから物販のお知らせがあります』とピエールに促される格好で、紅一点のベーシスト・345が喋りだす。

 すると、、、カワイイだのなんだの、男も女も色めきたって黄色い歓声飛ばしまくり。



 いやー、っつーかマヂでかわいいわ。あんだけたくましいヴリヴリの低音食らわされて、あんだけ絶叫がなりまくって、いざ喋ったら「可憐な女の子」てカンジで。ギャップという言葉を最もよく体現している女性かもしれない。こりゃ好きにならないわけがねえ。

 しかしそれにしても一言に対する客の反応が過剰すぎて、イラッとしないでもなかったけど。実際カワイイんだからしゃーないよな。っつーか俺も反応しちゃったし。だってカワイイんだもん〜。しゃーねえマヂ!カワイイ!可愛いよ!





 で、そんなMCの最後に出ちゃいました。おそるべき言葉がピエールの口から。



 『〜僕ら今から”nakano kill you”という曲をやるんで、、、』



 ぐおおおおおおおおおおキタアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!



 てめえ、そりゃもう歓声は大変なことに。この後ピエールが何言ってたかなんてわかんね。既に戦闘モード入っちゃったやつ(俺含め)が血管はちきれそうな勢いで吼えまくると、やがて豪速ドラムでかき消されて、俺も君も時雨も一気にフルスロットル入る。心地良いハイスピード地獄絵図が展開されてく。

 しかも空前絶後の発狂曲の前じゃ普段のモッシュのセオリーなんてものすごい勢いで駆逐されて。重くしぶとく鮮やかで、ふわりとした打撃を与えまくり、同時に食らいまくる。それなのに時雨の場合、ちっとも暴力的な感じがしないのな。「純粋に音に反応した結果」そうするしかないという極致。とにかく襲い掛かってくる音色の激烈なこと!毒針が打ち込まれてみるみる膨らむ!爆死しても全然足らない!興奮で胸がいっぱいだ!!!!衝動は無尽蔵。そこいらのやつの内的必然が噴き出してびしょ濡れる。ううーむ。

 「人は、あまりにもこみ上げるものがあるとき、結局暴れるしかなくなる」

 壮絶な中、つくづく思い知った。



 おかげで途中かなりの人数がコケていて。中にはうずくまってなかなか立ち上がらない女の子が居たりしてヒヤリとしたが、またすぐに暴動の一部となって溶けてゆく。「なかなか立ち上がらない」ってたぶん数秒もない出来事だったんだろうけど。でもこれくらい地獄的な状況こそまさに追い求めていたものにゃ違いない。やっぱライブは最高だ!

 って、すぐさま畳み掛けるように”感覚UFO”突入。nakano〜に全力投入しちゃったおかげでボロボロ。すいません!もう死んでます!もし水があったら最後までイケたかもしれないけど。いや、どっちにしろムリかな。今回はいつもと違う部位のライブ筋力を使いまくった印象。J-POP特有の超人口密度の中を無理矢理こじ開けて、モッシュピット作って暴れる。腰や尻の疲弊感がものすごい。体幹からヘバったわ。

 あと、おかしな言い方ではあるが「打撲の質がすごく高い」(笑)



 まさに”戦闘”だった。全身全霊で楽しめた。

 筋肉痛というよりは「やり合った結果、痛い」のだろう。なんか今日はじめてわかりやすい気がする。





 そして時雨のライブはアンコールないのがわかっているので、暗転解けたらサクッと退場。声の感じではけっこう粘ってるやついたなー。新参ファンが多いのかもしれない。マア俺もまだまだ新参だけど。初めてだろうが50回目だろうがライブは基本楽しめりゃいいのだし。

 で、古参ファンなどは新しいやつらの振舞いが気に入らないということをよく言ったりするが。それは他の連中に気が行くほど目の前のライブに没頭できてないってこった。狂えば狂うほどそんなことはどうでもよくなってくる。その時の状況に応じて暴動のレベルを切り替えればよいだけの話。

 「ええーそうじゃないだろ?」じゃなくって「おお、その流れ、乗ってみるか!」

 おそらくコチラのが楽しい。



 というか何でこういう話になっているかというと、不満めいたことを言ってるやつがいたので。「アンコールやらないの調べてから来いよ」みたいな。そりゃ多少は空気読むべきだけどね。たとえば今日の曲間ではメンバーの名前がしきりに叫ばれていたけど、ステージ上の3人はどうも快く思っていない様子だったので、このくらいは察知したほうが良かろうと。無論あんな音食らって平常でいられない気持ちもヒジョーにわかるが!が!



 マア何にしたって夜風が気持ちイイ季節にはなったもんだ―――もうそれだけで十分。



 あとはなんも要らんぜ。





 でも最後に。

 曲の前にドラムスのピエール中野が手をくるくる回すジェスチャーを何度かやっていたのが個人的にはすごく気になった。あれはもしや、、、サークルモッシュやれってことなのか!!?たしかに時雨のドラムワークなら問題なくできちゃうだろう。おお、やりてえなぁ。

 次回のライブも時雨だし、少し考えてみてもいいかもしれない。会場的にムリがあるとは思うけど。でも”未知の音には未知の暴れ方がある”、このことを今回身をもって思い知ったので。要するに新しい音楽は人生におけるご馳走そのものなのだろうと。しかもメシと違って音楽は全身で食えるのでさらに良い!ご馳走様でした。今度は水装備で。

PP


 マスクが売ってない。



 マアべつに、個人的には一切困らんのだけど。売ってないなと。普段からやれ結核だの季節性のインフルエンザだのあるわけですが、この反応ってのはおもしろいですね。”日本的”というか。オイルショックでトイレットペーパーを買い漁る光景がダブりました。

 毎日通っているコンビニのおばちゃんいわく「発注かけても数個しか来ない」んだそうで。その数個もあっという間に完売。どこもかしこも品切れ状態みたいです。コチトラ関東在住ですが、関西の活況を耳にするとやはり、欲しくなっちゃうのでしょうか。



 現実問題、関西でウイルスがある程度蔓延していたら、関東もすでに蔓延してるってもんでしょう。日々どれだけの人や物が行き来しているかを考えれば至極当然。あとは表面化する時間の問題ってことで。

 そういう意味じゃこの、大袈裟とさえ思える特殊な反応は、それほど間違いではないとは思えます。マスクをすることで防げる可能性だってあるんでしょうから。外回りの仕事をしていても、花粉症が収まって以来久々にマスク姿の人をたくさん見かけましたし。



 ちなみに海外ではあまり外でマスクをする習慣がないそうで。日本人ってのはマスクが大好きなんでしょう。今回の事例でもつくづくそう思わざるを得ないです。そう言うぼく自身もマスクが大好きですから。

 マスクってのは、意識の中にひとつの部屋を作ってくれるようにも思えます。顔の半分が覆われることで、まるで外に居ながらにして引き篭もっているアノ感覚を少しだけ味わうことができる。ぼくなんか根っからの引き篭もりで、家で布団かぶっているときが一番幸せですから、ウイルスの進入を防ぐということとは別に、マスクをすることでさらなる心理的安心感を得られます。

 「マスク」=「ポータブル・パーテーション」みたいなものだろうと。



 また口元が隠れて音声を発しづらい状況にあると、相手に正確に言葉を聞き取ってもらうべく、マスクをしているときのぼくはいつもより余分に声を張る傾向があります。

 その結果、かえってマスクしているときのほうが「えっ!?」とかって聞き返されることが少ない。あるいは”自分の部屋に片足突っ込んでる”という安心感が、まるで自分の部屋でテレビに向かって話しかけるような感覚で喋らせているのかもしれません。思い返せばマスクしているときのぼくは、どこかテンション高めです。

 以前、ネット住人のオフ会めいた催しに関する記事を読んだとき、『入口で紙袋を配っていて、それをかぶったまま顔を出さずに参加するのもOK!』とか書かれていて。「せっかく顔を合わせているのに紙袋って!www」なんて思いましたが。こうして考えてみると、このオフ会での紙袋と、ぼくにとってのマスクは、非常に近い存在であると言えます。



 女性に電話番号を訊くとき、マスクをしている時としていない時では、していない時のほうが確実にドモってしまうでしょう。いつか合コンに誘われたら、その時は必ずマスクか紙袋を装着して挑みたいと思います。告白するときもプロポーズするときもマスクか紙袋が必要になるでしょう。妻の出産の立会いのときも是非マスクをしようと思います。(これはこれで間違いじゃない。)



 話は逸れましたが。



 そもそもマスクってのは予防の側面以外に、本人の持つ菌やウイルスを外部にばら撒かない”蓋”としての機能もあって。要するに街でマスクが流行れば流行るほど、マスクをしていない人も同時にその恩恵にあずかれるわけです。

 薬局がここぞとばかりに盛況している”日本的な光景”を「ばっかじゃねえのー?」なんて嘲笑いたい心理も多少あったりしたのですが、そうやって皆さんにマスクの非着用を薦めたところで、最終的には自分の首を絞めることになってきます。

 ぼくは自分が辛くない限りはマスクをしないつもりですので。仮に会社命令とかならマアしますけど。逆にそんな命令が出るような事態になったら、それはそれでおもしろい。



 正直なところ、たまに社会機能が麻痺してしまうような状況になっても、べつにいいんじゃないのかと思っていて。前々から社会全体が止まらざるを得ない状況に対する漠然とした憧れがあります。大変なのはわかりますが、思いっきり足をくじくことがあっても良いのではないかと。べつに二度と走れなくなるわけでもなし。

 たとえば地震で住む家までなくなるのはヤだけど、ウイルスなら放火もしないし、建物も破壊しない。せいぜい人手不足で各種行政機能やライフラインが少し止まるくらいだろう。それならなんとか生きていける。むしろそういう経験こそ、目先のマスクなんかよりももっと必要なのではないか!!?なーんて少しだけ考えてみたりもした。



 だもんで、新型インフルエンザという名の”暴動曲”によって巻き起こっている関西地区という名の”サークルモッシュ”を、どこかうらやましく感じるところもある。



 でも始めに言ったように、関東で広がるのも既に時間の問題ですから。

 不謹慎ですが、少しでもおもしろくなればいいなぁと思います。またそう受け止めるように心がけたいです。

斬破刀


 いい加減書かなきゃな。



 日記ってのは、日記に限らずそうだけど「出力と入力のカンケイ」ってものがあります。

 外部から頂戴した刺激や情報が、こちらの内部で何かしらの反応を起こし、果たしてソレが美しい言葉か、ウンコかゲロかはわかりませんが、何らかのものとして出てくる。



 最近、我が家のワンコが、ペットシーツの上に自分でした小便を、小便によって固まったゼリーごと食う、という奇行に走りまして。どうも本人的には”自分の処理は自分で済ます”みたいな意識があるようなんですが。要するに食っちゃイケナイものを食いました。

 で、二日後くらいのウンコには、やはり白くてカピカピしたものが混ざっていたと。



 『食うから出る。食わなきゃ出ない。』

 こりゃもう、万物の法則なワケです。





 、、、言いたいことはわかりますよね。





 「モンスターハンターポータブル2ndG」を延々やり続ける毎日なので、もう、その話題しか持ってません。他にもいろいろあった気がしますが、寝ても冷めても「あーあいつの弱点を狙うならあっちの武器のほうがいいかもなー」「火属性の双剣作るにはあの龍を倒さないといかんなー。でもあの龍を倒すには水属性の武器が(ry」とかしか考えてない。



 なぜか昨日、ウチの近所でバスジャック事件(笑)があったんですが。犯人と呼んでいいのか、立て篭もってギャーギャー騒いでる50歳くらいのおっちゃんを野次馬のひとりとして眺めながら「あっ、そういや昨日寝る前に雷属性の太刀作ったじゃん〜!じゃあ帰ったら例のヤドカリが倒せるかも♪」とか、考えてました。ちなみにバスジャック(笑)のおっちゃんはその後連行されていきました。ちなみにヤドカリも倒しました。ちなみに左手が腱鞘炎です。

耳の中が腸捻転


 タワレコのJ-POPフロアに入ると流れている。



 「ウギャアアアア!ヤメテクレー!家に帰るまで聴かせるんじゃNEEEEEEEEEE!」



 内心そんなことを思いつつ購入。即直帰。即ヘッドフォンかぶる。





 てなわけで、凛として時雨のニューアルバム「just A moment」を聴いた。



 時雨といえば「nakano kill you」、「想像のSecurity」といったハイスピード+ハイトーン+怒涛の轟音=なのにどこかせつない、荒涼とした狂気を満載した、もはや「ジャンル・凛として時雨」としか言いようのない独自のスタイルを形成しているバンド。

 ひとたび聴けば”凛として時雨”がどんな音を出すやつらなのか、誰もが一撃で記憶できちゃうと思しいナイス衝撃度。21世紀になって創造するのがきわめて難しくなった「新しい」ということを、現在進行形で作り出せる貴重な連中だとワシは思っている。



 で、新作「just A moment」。

 聴いてみたときの第一印象として「さらにわけがわからない」と思った。



 実際のテンポを撹乱するほどアレンジ重ねて刻みまくった高速四つ打ちドラムにゃ発狂。本当にわけがわからない。といって、もちろん何もかもわけわからんワケではなく、普通にリズムは取れる。やかましいくらい鳴っているのにスッゴイ爽快感あるなんて、やっぱ腕があるんだろうな。ハイハットの挟み方とか、時雨のドラムはいちいちツボすぎるわ。

 同様に、役割を逸脱しそうな刻みっぷりに低音琴線をかきむしられるベース、跳弾のように飛び交う吠える魔獣のようなギター、聴覚の限界に挑もうとしているとしか思えない頭にズキズキ来そうな超高音男女ツインヴォーカルなど、過剰さはさらに膨らむ。



 が、過剰は過剰でも、少しだけ方向性に変化。

 フロントマンのTKいわく『ポップな音楽をやりたい』んだそうで(どこがだw)、でもその言葉を裏付けるものを「just A moment」の中にいくらか感じ取ることができた。

 そこらへん過去の、衝動鷲づかみの名曲たちと比較すると、凛として時雨のサウンドそのものへの慣れも多少あるのだろうが、はじめて服用したときのアノすばらしい感覚は蘇ってきそうにないなぁと思う。「あれっ?ここでこの音?」なんて思ったのも確か。

 例のわかりやすい衝動の更新感だけを求めているとガッカリするかもしれない。



 #2「Hysteric phase show」、#4「JPOP Xfile」など従来通り狂乱必至な曲もあるが、どれも暴れられそうな感じがあんまりしてこないというか。狙ってそういう展開にしたんだろう。切れ味はちょっと後退したかもしれんが、代わりに刀身に毒が塗り込んであるように感じられて。食らうと内部で膨張し、化膿して、狂う。

 これはライブでの暴動スタンスに変化をもたらすかもしれないな。

 「暴れる>狂う」だったものが「狂う>暴れる」に。



 今考えると、従来のアルバムでは曲単位で緩急がやってきていて。要するに「ガーッ!」という曲と「ジワ〜」という曲が、トラックごとにはっきりと分かれる傾向にあった。それが「just A moment」では、一曲の中でえらいこっちゃな緩急の波が襲い掛かってくる。音色の見るべき点を変えると、楽しめるツボまでガラッと変わったりして。解像度を変えると画像そのものが切り替わってしまうみたいな掴みづらさがある。

 また、ディレイ(残響、とでも言えばいいのか。音の後味みたいなもの)がスーッと美しく流れていくのが従来のものだったが、今回はかなり意識して暴れさせている様子。最初の印象で「さらにわけがわからん」と思ったのは、”いつも通りに音の狭間で息継ぎしようと顔を出したら、またそこに轟音があった!”ってことで、面食らって動転した部分があるね。



 そうして何度か聴き込んでいるうち、第一印象じゃ捉えきれなかったものがまた新たに、ジワジワと染み込んでくることに気付く。一曲一曲が情報過多なので、聴くたびに発見がある。おかげでもっともっと聴きたくなっちゃうな〜。こういうのはスバラシイ。

 で、凛として時雨のサウンドの中心には相変わらず”衝動”がドーンとあって、そこはまるでブレていないことが、徐々にではあるが確信できてきた。見せ方を少し変えてきやがったので「お?変化したかな、、、?」という印象を持ったけど。変わってるような、変わってないような、むずかしい、よくわからんアルバムだ。

 (結局さっきから「よくわからん」しか言ってない。イイことは間違いないのだけど、やけに言語化しづらい。「すっ、スゲー!!!!」と叫んでみたところで、あふれてしまうものがたくさんある気がして。そんなアルバムが「just A moment」!)



 マア衝動第一みたいに見えて、かなりの”スルメ盤”じゃないかとは思った。



 いつかアルバムの全貌をモノにできた時はまた評価を改めるかもしれんな。掴みどころのないものの尻尾を掴んだら、そりゃ大快感だろう。あとは噛んで噛み締めて、グチョグチョにしてから来週のライブに取り掛かりたいもんだね。そして全身もグチョグチョになってゆくというサクセスストーリー。見えたッ!

痙攣するほどメロイックサインかます夜


 TRIVIUM JAPAN TOUR 2009
 @新木場スタジオコーストに参戦〜ッ!!!!!!!!!!



 また来ちまったぜ新木場。二日ぶり。今回はメタル・コアバンドTriviumと一戦かますためだ。Triviumは去年のサマソニで偶然見かけて、サークルモッシュの楽しさと同時に「メタルってこんなにイイのかーッ!」ということを肌で味わった思い出深いバンド。

 要するに、今の俺があるのはこのTrivium抜きには語れない。だもんで今日をメチャメチャ楽しみにしていたぜ。





 一昨日の”鎖国”の時とはあらゆる局面において人口密度がケタ違いに低い中、物販もロッカーもサクッと消化し、その後、あるお方と合流。この方は一昨日のチケットをわざわざ取っていただいた大恩人でもある。で、ご本人いわく「今日は派手なTシャツ着てきちゃってちょっと場違いな感じ?」とのこと。うーむ、おかげで遠目からでもヒジョーにわかりやすい。たしかに開場を待つ周囲のファンはメタルのライブらしく、ほっとんど黒、黒、黒、であった。ワシも黒。

 入場後、連絡用にと持っていたケータイだけ破損防止に預かっといてもらい、開演直前にスタンディングフロアへ。チケットの売れ行きに合わせてステージの構成でも変えたのか、どうも一昨日と比べて全体的に「狭い」。二階席に封印をかけ、スタンディングフロアも左右がいくらか柵で切られている。まあ広々と使ってスカスカするよりは、ギュギュッ!と詰めたほうが盛り上がるにゃ違いない。



 で、まずはBlack Tideのアクトから。ちなみに今夜の正式名称は「TRIVIUM/BLACK TIDE JAPAN TOUR」と、一応2バンツアーの体裁を取っちゃいるが、正直な話Black Tideはいらんだろ???初めからそれくらいの心持で、予習もへったくれもないまま暗転。

 Black Tideは「平均年齢17歳」などと騒がれて出てきた、超新鋭のハード・ロックバンド。それから少し時間経ってるから今はもう17歳じゃないのかな。以前来日した際は「あれ?学芸会!?」と思っちゃうほど”まだまだ”なアクトだったそうだが、いざ始まってみるとこれがまた、わりと安定した音を鳴らす。メンバーみんなワシよりはるかに若いが、音の方向性としては極めてジジくさい。お父さん世代の王道ロケンロー。山瀬まみでも出てきそうだ。



 変態からはかけ離れた音色なのでワシのツボには迫ってこないものの、初めて聴いてもいきなりサビで合唱できてしまうほどのシンプルで明快なノリに、盛り上がりもなかなか。そういえば久々にクリーンボイス(デスボイスの反対。要するに通常の歌唱。)だけのバンドを見た気がするな。

 個人的には見るからにヒスパニックと思しいドラムスに目を奪われる。ある中盤の曲ではなんと、ドラムを叩きながら横にあるピアノを同時に弾く(!!!!)という器用すぎる働きを披露。というかこれはもう、器用なんてレベルじゃない気が。その引き締まったカラダの中に一体何本のメトロノームが仕込んであるんだろう!!?

 そのヒスパニックな彼と、美少年フロントマンのベーシストとのリズム隊が特に光っている印象を受けた。上辺のメロディーは普遍的でも、奥にひかえるビートが実は狂おしい。今後の方向性によってはこのバンドはもっともっと化けてゆくのかもしれんな。軽く汗ばむ程度で気持ちよく終了〜。(ちなみにBlack Tideだけで”鎖国”の2アクトぶんくらい時間があった。というかマア”鎖国”が短すぎたのよね。あれはあれでよかったけど、つい比較。)





 で、さーて。

 お次はいよいよお待ちかねのTrivium。



 新作アルバム「将軍」が出てから、この来日をどれだけ待ち望んだことか。だって全世界共通でアルバムタイトル「将軍」なんだし、フツーに考えて将軍発祥の地・日本は真っ先に遠征先候補なんじゃないのか!?!?!?いやもう、待ちくたびれるのを通り越して、イイ具合に聴き込めたぜ。

 Black Tideのアクトが終わった直後から、ぞろぞろと前方に人が集結し出す。中にはハイヒール履いた女の子(彼氏に守られながら)などもおって、いやいや、今からここは戦場になっちゃうけどいいのかな???と、ヒガミ感情抜きに教えてやりたいくらいだったが、マア嫌でもスグにわかるだろう。ふっふっふ〜!こういうのはカラダで覚えなくっちゃな!



 やがて荘厳なSEの中、機械のように正確無比なツインペダルが最強に素敵なドラムス・トラヴィスを筆頭にメンバー、ぞろぞろと登場。前に押し寄せる人たちと、その後方にできたスペースを駆使しようとする人たちの二分化が即座にできあがる。

 暴動の舞台はすっかり整ったってもんで、、、





 って!!!!!!!!

 ぐうおおおおッ!「Kirisute Gomen」のイントロだあああああッ!

 のっけから血液が沸騰して全身から間欠泉が噴き出しそう。音が本域に入るとモッシュピットは完璧に出来上がって、人間洗濯機の電源もオン。ウッヒャアアアア楽しすぎるぜえええええ!奇声を制御できなくなって左回りに跳ね走ると、さっきのハイヒールのカップルがそそくさと後方に避難してったのが見えた。ほーら、言わんこっちゃない。我々の狂喜はさらにひた走る。



 「Down From The Sky」「Into The Mouth Of Hell We Marc」といった「将軍」の名曲たちが続々演奏されて打ち震える中、暴動真っ只中のフロアを、岩国生まれの日系人フロントマン・マシューの感情のこもったMCが包み込む。

 『オレの生まれたマザーファ●●ンカントリーでライブできて、本当に嬉しいぜ!』



 気の充実がビリビリ伝わる渾身の歌唱とギタープレイ、そして時々見せる、親しみのある顔立ちから放たれる笑顔が、ジワジワとコチラの心を満たしまくる。

 過去に見た「将軍」の製作ドキュメンタリーの中でマシューは『(レコーディング限定でデスボイスなどを出していたが)いつかライブでも複数の声色を使えるようにしたいね』と言っていて、そして今日聴く限りでは、、、少なくとも3〜4種類の声を駆使していたように思える。スカッとするクリーンボイスから、デスやスクリームのようにノイジーな咆哮、さらにメロパワ顔負けの甲高い絶叫もこなし、表現の幅は大きくパワーアップしているようだ。

 そんなマシューに加え、職人ギタリスト・コリィ、ポルノ雑誌から性器の部分を切り抜いて顔を作り上げるのが得意なベース・パオロといった個性的な面々が、バンドの人数より多く立ち並んでいるマイクスタンドを次々に使い、入れ替わり立ち代り動き回って、全方位の客に向かって心地良いアピール。音の爆弾を余すことなく投げつける。食らう我々はいちいち歓喜。とめどなく力が湧いてくるなぁ、こりゃ。

 しかも「A Gunshot To The Head Of Trepid」が聴けて超シビレた。曲後半の咆哮パートで一緒に叫ぶ日を夢に見てたぜー!!!!!!!おかげでサークルのキレも増しまくる。いろんなところがゴンゴンぶつかって痛い気がするが、それすら狂気の肥やしに。





 『次の曲は、1stアルバムからやるよ。知ってるヤツは盛り上がってくれ!知らないヤツも2倍盛り上がろうぜ! 』

 どうもそういう風に言っていた(らしい)マシューのMCから畳み掛けられる曲たちは、、、うーむ、これはチョットわからない。ライブ開始前に「最近のセットリストは1stからが多め」という情報をキャッチしていたが、なぜかコチトラ1stだけ持っていないのだった。

 が、だからといって楽しめないワケがない!はっはっはー!知らんものは新曲のつもりで楽しんでしまえばいいのだ!知らんから暴れられないなんて単なる言い訳にすぎない。



 そして出ました、コチラも絶叫咆哮するしかない「Anthem (We Are The Fire)」。まさに曲タイトルを地で行くような曲だわ。なんてことないフレーズの連呼が、どうしようもなく魂に火を点けやがる。Triviumは突然転調したり変態的な部分も多いが、こういう漢(おとこ)の腹の底をくすぐることにもスゴク長けていて、マヂでたまんねえ。暴れ回って汗みどろのまま、拳を突き上げて喉を壊しにかかる。これぞ至福のひととき。



 さらにさらに、『この会場だけのスペシャルだよ』なんつって、なにかカバー曲らしきものも披露。これはメタリカっぽいな??いや、それともメイデン??周囲はものすごーく盛り上がっているが、どうも曲の正体が不明のためワシは疑問を抱えつつの暴動となった。結局、最後までわからず。

 ライブ終了後、翻訳もできる”よく目立つ方”と「あれは何の、なんだったっけ?」と、カレーうどんを食いながら記憶の引き出しをかき回す。最終的には「メイデンのなんかだろう」って落ち着いた。で、家に帰ってきて調べたら、メタリカでした。

 「For Whom The Bell Tolls」なる曲。

 っつーかコレ、ワシの大好きなアルバム「Ride The Lightning」の曲じゃあないか!なぜわからなかったんだ!この野郎!それにしても二人ともわからないというのもすごい(笑)
もし次回があるならその時は「Fight Fire With Fire」とかやってください。狂乱します。



 というか絶対あるだろ!次回ッ!

 だってラストには『オレたちは、Triviumはいつだって日本に来るからな!』なんて言っていたし。マシュー的にはどうも”心の凱旋公演”といった趣があったようにも思える。激しいプレイや、合間のちょっとした振舞い、MCの端々などから、彼の日本に対する特別な愛情を窺い知ることができた。

 ステージセットには普通海外に持って行ったりなんてしない、やたら高価な照明機材などもあったそうで。きっちり準備して準備して、一切妥協しない、全力全開のTriviumを丸ごと日本に届けようとしてくれていたのかもしれない。もしやなかなか来日決まらなかったのはそのせい、、、???なんて、ちょっぴり泣けるシチュエーションを想起しておこう。





 アンコールでは名作セカンド「Ascendancy」から冒頭の二曲「Rain」と「Pull Harder On The Strings Of Your Martyr」が連発される。



 『これがラストチャンスだからな!オマエラアバレロー!』



 演者もオーディエンスも、悔いの残る可能性をものすごい勢いで虱潰しに駆逐しながら、すべてを浴び倒し、燃えて燃えて走り尽くした濃厚な戦いが終わっていく。



 今日はいったいどれだけ天を仰いだことか。肉体もしこたま燃やしたが、それ以上に全力のTriviumは強く、強く胸に迫るものがあった。心・技・体を網羅するバンドの充実。ここまで「すぐれた」ライブというものは、かれこれ150本近いライブを戦い抜いてきたけど、そう滅多にあるもんじゃない。

 将来の伸び代(のびしろ)を排除するみたいでちょっとイヤな言い方だが、「黄金期」という言葉が思い浮かんだ。願わくは「黄金期」がずっと続いてくれたら!と。またやり合おうぜ。最後にはなんだか仲間を見送るような気持ちになっていた。ついでに、投げ込まれたコリィのピックを拾った。





 終演後、ケータイを預かってもらうことでさらに恩人度を高めたお方を探す、、、が、”よく目立つ”はずなのに、なかなか見つからない。

 しばらくしてやっと合流。この方とは以前LOUD PARKもご一緒したのだが、その時と比較して「今日はあんまりボロボロじゃないね」と言われる。まあそりゃ、あの日はほとんどメシ食わずに暴れてましたからねぇ。今日は今日で、帰ってシャワー浴びたら「ウヒャー!」って声上げるくらいあっちゃこっちゃ痣だらけで、なかなかボロボロでしたが。



 しっかしライブってのはこういった前後も含めてライブだし、そこがまた楽しい。

 ある意味ではくたびれ果てて布団に沈み込むその瞬間もライブだ。一夜明けても耳鳴りが止まらない。

鎖国と言う名の島国根性


 マキシマムザホルモンプレゼンツ
 ”鎖国 〜えのん〜”Vol.1
 @新木場スタジオコーストが来襲ウウウッ!!!!!!!!!



 マヂでゲロヤバなイベントがやってきた。海外からとびっきりのアツい2バンドをお招きし、それを我らがマキシマムザホルモンが迎え撃つという今回。まさに”音楽に国境はない!”を地で行く素敵な対バン企画。

 なのに「鎖国」って、一筋縄じゃいかんねー?





 新木場の駅を出たら、いや、車内の時点からすっかり「ホルモンちゃんのライブに来たんだなぁ」という雰囲気。わかりやすい格好のいつもの面々がそこらに。個人的に新木場に来るといっつも雨な気がするが、今回もやはりというか、降っていた。かと思えば心地良い西日が差す。

 おお、そしたらきれいな虹が。

 うーむ、こいつァ吉兆に違いない。と思うと今度はカミナリが鳴り出す。でも虹もまだ出ている。むしろさっきよりクッキリと。きれいな虹を眺めつつ浴びる雷鳴というのもイカすなー。なんなら激アツな対バンのごとく、お互いが競り合っているようにも見える。こりゃいよいよ壮絶な吉兆だと確信しつつ、サクッと入場。(お譲りいただいたチケットの番号が早いので感謝!というか取っていただいたことに最強に感謝しとりますDEATH!私信です。)



 で、ハイネケン飲みながらストレッチして待つ。そういえば物販もあったわけだが、たどり着いた頃には長蛇の列で、しかも今回のイベント特製”鎖国Tシャツ”は求めるサイズが既になくって、断念。カッチョイイデザインだったんだよなぁ〜。ホルモンちゃんの物販は毎度競争が激しいけど、ファンの総量とかいうものを越えて、どうも不思議なくらいに売れすぎな気がしなくもない。それだけお布施熱心な信者が多いのかもしれんけど。

 と、なんかテキトーに納得させたところで暗転。即座に奇声も出ちまう。





 見渡す限りホルモンちゃんのファンばかりで忘れそうだったが、今回の対バン相手も実はメチャメチャ素敵なのだった。トップバッターはBlessed By A Broken Heartなる、アメリカの”自称メタル”のヘンテコバンド。一応ハードロックかなぁ、とワシは思う。

 そんでとりあえず先は長いし、はじめは様子見で、、、なんて当然ムリだし!!!!!!メンバーが出揃い本域の音になると、いろんなリミッターが外れモッシュピットめいたゾーンに突っ込む。いや、初めからそのへんにスタンバっていた気がするな。

 要するにやる気と衝動が最高のバランスでいきなり燃えたぎってる。動き始めた体躯の道すがらチラッと後ろのほうを見たら、始まったばかりで全然冷えちゃいるが、コチラはすっかり熱いぜえええッ!!!!!!!!!!



 BBABHのステージはメンバーのファッションから音色からに至るまで「80年代っぽさ」が全体を包んでいて、まるで彼らが80年代からワープしてきたような、あるいは我々が80年代のライブハウスに「漂流教室」みたいに丸ごと飛んでいったような印象さえ覚える。

 が、どうも要塞みたいなドラムから放たれる怒涛のツインペダルが「そういえば今って21世紀やってる最中だったね!」ってことをつくづく教えてくれて。なんやかんやで80年代の電子音織り込んだチープさ+昨今のメタルライクな轟音の混合というものは、メチャメチャ俺の好みなのだった。そりゃ狂う狂う。”自称メタル”も十分うなずけるアグレッシブなパフォーマンスにゃシビレたな〜。

 上半身ハダカのフロントマン(こういうのも80年代的だなぁ)が客席に前方宙返りしながらダイブしたりなんて、とっても爽快。だけどもデスボイスっぽい歌い方だったりして、やはり80年代には存在してなかった音色なのだろう。駆け抜けるように数曲をドバーッと放って、気持ちよく去っていった。って、30分くらいしかやってないような???でも超濃密な30分。ウォーミングアップのレベルをはるかに超えて暴れ散らしたわ。イイね!楽しい!





 で、ほどなくして大英帝国からお越しのデス・コアバンド、Bring Me The Horizonが登場。レコードショップで黒いワンピースの女の子が掌に腸を広げているジャケットを目にした方も多かろう。こちらは単独公演も人気らしく、彼らのファンも少なからずおったようだ。BMTHのTシャツもそこそこ見かけた。

 しかし、それにしたって”デス・コア”なるジャンルは、そりゃもう、ライブがたいへん危険!ということを方々で聴いておったので、こりゃ巻き込まれちゃイカンと少し後方へ。そしたら、ヴォーカルからつんざくような激烈なデスシャウトが飛び出したら、なんか吸い込まれるように(むしろ押し寄せる波に気持ちよく身を任せちゃって)ススーッと前へ。

 そこでは先ほどのモッシュからはいくらかスケールアップした”肉弾戦”が繰り広げられていた。いわゆる「フックモッシュ」てなもんだろう。”ジャブ・ストレート・フック”のフックだ。とにかくそこら中みんなが激しいので、軽く手を出して周囲の人間を遮るくらいじゃ防御不足。では、手をグーにでもして、踊りながら少しだけ前に繰り出したりしてみよう。

 ほら、これで俺が暴れられるスペースができたぜ!郷に入っては郷に従え!



 、、、うーむ、気付いたら、フックモッシュをそれなりに体得できていた気がする。



 というかフックモッシュってすっげー楽しくね!!!!!?いや、本場のフックモッシュはもっと痛くてキツいのだろうけど、なんというか、今回はちょうどいい強度って感じで、結果としてものすごーく楽しめてしまった。

 メロディもスピードもないデス、シンフォニックではないデスというジャンル自体、普段からあまりしっくりこないものなのだけど。以前In Flames観に行ったときのLamb Of Godがやけによかったように、どうもデス系は音源よりもライブこそが猛烈に楽しめる気がする。小刻みに暴れまくるファストパートばっかりもいいけど、大きめの波がゴウンゴウンと押し寄せて、果たして音に合ってるのか合ってないのか、とにかくじっくりと、露骨にブルータル極める。こういうのもなかなか素敵なんじゃあないか。

 BMTHの音的な何がしは、正直ようわからん。デス・コアはあまり知らんので。でも「す、すっげええええ!」と呼べるものは充満しまくっていたし、おかげで気が触れて暴れることができた。暴れるのはあくまで目的ではなく、音に触れてうっかりそうせずにはいられなくなることにゃ違いない。それは変わらない。でもそんな中で、また新しい楽しみ方をひとつ発見できた気がしたわ。音に乗っかるパターンっつーのも奥が深いな。



 またフックモッシュ中のある時、急に尻のあたりがびっしょり濡れる現象に見舞われた。


 「うわー、誰かすぐ近くで水撒きやがったなー」


 と思ったら、俺だった。


 尻ポケットに入れていたペットボトルのフタがモッシュの衝撃で粉砕して、どっか行っちゃった。でも水はまだ半分くらいある。うーむ、飲み干すか?


 「いや、撒いてしまええええい!!!!!!!!!!」


 ってことで、野外フェスなどでよくある光景の、あの水をビシャアアッと撒き散らすアレを、今回初めてやってみた。やってみたというか、やるしかなかったんだよ。マアおかげさまでサイコーに楽しかったぜ。とにかくそれくらい激しい戦いだったってこった。ごっそり死ねたけど。”死人が出たこともあるモッシュ”ウォール・オブ・デスも何度かあったしね。





 で、さて。

 トリは八王子のバンド、マキシマムザホルモンちゃん。

 なのだが、体力が思っていたよりもカナリ厳しい。ここまでずっと前方のピットにいたけど、前方で暴れるスペースを作り出せるほどもう余力ないかも。ってことで、これからが本命のはずが、潔く後方に下がることに。え?なに?本末転倒?

 いやいや、これでイイんDEATH!!!!!!!!!!!!!



 自分がしたい動きをしたい瞬間に、それができるような環境に常に持っていくこと。これが歴戦の中で身に着けた、より満足感を高める知恵ってものよ。(これは人生にも通ずる。というか、ごく当たり前のことを言っているだけな気もする。)



 そして、、、突然BGMが止んでズバッと真っ暗になる、いつもの昂奮をアオる演出で瞬間湯沸し気的に燃え上がって、Space CombineのSEで見境がくだけ散った。メンバーがなんとなく見える中メタルポーズの林を掻い潜って、そしたらシンバルから始まる「F」のイントロになって、一気にグチョグチョと化す!!!!!!!!!!

 気付けば後方のモッシュピットで踊りまくり。結局、ブチかまさずにはいられないってな。足元がビチョビチョだからやけに滑るぜー。(今回は全部で4〜5回くらいコケた気がする。戦闘用シューズの見直しをちょっと考えたりなんかしたわ。コケたり痛い目見るのが怖くて暴動をやめるわけにはいかんがな。)



 セトリ的なものを挙げれば「ジョニー・ママミヤ・カリフォニア〜ジョニー鉄パイプ2〜」とか「人間エンピ」の初期曲、あと「アバラ・ボブ」もやったな。「What's up, people?!」に「包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ」、「恋のメガラバ」そんなもんだろうか。

 かなり少ない気もするが、あんまりやられると死んじゃうので今回はこれでよかったかも。一日通して、意識飛ばして運ばれていくやつけっこう見たしね。あれはあれでどこかカッコイイと思う反面、俺はなるべく避けたいなぁ、って思う。今回は会場都合でケツが近いとのことで、平日開催も相成って、3バンドにも関わらず2時間半ほどの強行軍だったようだ。

 そのぶん中身が圧縮されたようにいちいち激アツで、下手にダラダラやられるよりも緩急が効いててよかった気もする。ほんとうにごちそうさまでした!!!!!!!!!!!





 本編後のアンコールも「握れっっ!!」の一曲のみ。これがキタらもう、後先ブッ飛ばしてすべての力を出し尽くしてシメたる!という思いになって、ごくわずかな体力を搾り尽くす。サビになったらなぜかBBABHのフロントマンが日の丸のハチマキ巻いて現れて、またもや前方宙返りダイブをキメる。うーむ、思いは同じのようだ。狂気は受け取ったぜ!

 ウヒャアアアッ!こりゃマヂで死ねたわー、と思ったら、まだ「ロッキンポ殺し」があった。ステージから演者が去った後に、会場を流れる音源相手にみんなして死力を尽くしちゃうという、マキシマムザホルモンおなじみの、キチガイ空間。

 っていうか「ウゲー!忘れてたあああああ!」と軽いショックを受けつつも、やはり暴れ、叫ばずにはいられねえ。体力ってのは基本的に無限だ。うーん、つくづく思う。あと、近くにいた外国人のおっちゃんが完璧に歌えてて、やるなぁー、なんて思った。

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紅鮭オットマンって何?

って場合にはとりあえずここ
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これを書いてる人間の頭はきっと
こんな感じだろうと思います

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